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関川村空き家・空き地バンクのこれまでの取組みについて

1.空き家・空き地バンクの実績

 関川村の抱える課題の一つに「空き家対策」があります。
 空き家は、放っておくと傷みが進み、周辺環境に悪影響を及ぼす可能性があります。令和元年に行った空き家調査においては、利用されていない空き家が241軒確認されています。

 増加している村内の空き家の有効活用を通し、地域の活性化を図るために、村では平成28年度から空き家を紹介する空き家・空き地バンク制度を設けています。(※令和2年度からは、空き家に加えて空き地についても登録を始め、売買に加えて賃貸物件の紹介を始めました。)

 所有者から申込みを受けた空き家・空き地の情報を、村のホームペ ージ等で公開し、空き家・空き地を買いたい・借りたい人に紹介するものです。

 令和4年12月現在まで、34件の空き家、5件の空き地をバンクに登録し、利用したいと登録した人のうち、21組で契約が成立しています。
 現在は15件の空き家・空き地が登録されています。

【関川村の中心部の写真】


2. 空き家・空き地バンク利用者への支援

 空き家・空き地バンクについては、利用しやすいように支援策を設けています。 
 その一つが、空き家の家財道具撤去費の補助制度です。空き家の売買・賃貸においては、布団や家具などの家財道具をどうするかということが問題となります。 村ではバンク登録する空き家に対して、家財道具の撤去費用の2/3、最大 20 万円まで補助することとしています。

 また、長い間使われていなかった空き家は、床が傷んだり、トイレ、お風呂、台所といった水回りの改修が必要になる場合が多いので、売買又は賃貸借契約が成立した空き家を改修する工事に対して経費の1/2を補助(最大 200 万円)する空き家リフォーム補助制度を設けています。
 

【空き家の様子(イメージ)】


3.空き家・空き地バンクの今後

 空き家・空き地バンクについては利用者の選択枝を増やすため、今後、登録数を増やしていきたいと考えています。
 また、利用者の意見を取り入れながら、関川村で居住する場合の情報提供や、支援策の拡充等についても進めていこうと考えています。

 空き家の相談窓口として、令和3年度から新たに集落支援員を配置し、みなさまの困りごとの相談にのる体制としていますので、どうぞご活用ください。

関川村空き家・空き地バンクについてはこちらから


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