見出し画像

コミュニティ紹介 その3

その1、その2に引き続きコミュニティの紹介を行います。ここでは湯沢、川北、女川の3つのコミュニティについて紹介していきます。

1.湯沢地区(コミュニティゆさわ)

湯沢地区は、人口435人(R3.10.1現在)で、荒川右岸の高瀬集落、沢集落、湯沢集落の3つの集落で構成されています。この地区には、古くから湯治場・温泉街として知られる湯沢温泉と高瀬温泉があり、湯沢には、どなたでも利用できる共同浴場があります。

19_湯沢全景note

【丸山大橋から望む湯沢地区】

湯沢地区では、村内で最も多くの介護福祉施設が整備されていて、村内外から多くの方が利用しています。また観光地として、荒沢河川公園や33体の観音像が祀られた観音公園、全国市町村道最大規模のアーチ橋「丸山大橋」などがあります。観音公園は春になるとカタクリが一面に咲き渡り、色鮮やかな空間となります。

20_観光協会賞

【観音公園】

高瀬集落には丸山大橋に向かう道路沿いに桜並木が立ち並び、春には花見に多くの観光客が訪れます。また、丸山大橋から関川村を一望することができ、村の中央を流れる荒川や一面に広がる田園風景を眺めることができます。

画像9

【高瀬の桜並木】

2.川北地区(コミュニティかわきた)

川北地区は、人口641人(R3.10.1現在)で、荒川右岸の松平集落、滝原集落、上野山集落、小見集落、小見前新田集落、松ヶ丘集落、平内新集落、高田集落、桂集落の9つの集落で構成されています。この地区は荒川の北側に立地することから川北地区と呼ばれています。

21_かわきた地区全景.jpgnote

【川北地区全景】

主要交通路は、東部では県道にかかる小見橋、西部では国道290号にかかる高田橋の2か所があります。川北地区は荒川の支流女川と接していますが、高台であり比較的水害の影響の少ない地域でもあります。地区の主な産業は稲作ですが、松平地区では、松平畜産団地において養豚業が行われています。

22_小見橋

【小見橋】

小見集落にある川北ふれあい自然の家(旧川北小学校)では、毎週火曜日に、放課後子ども教室が開かれ、小学生が旧小学校の校内、校庭、裏庭で活動しています。塗り絵や工作、ドッヂボールなどの屋内活動をはじめ、サッカーや野菜栽培などの屋外活動をして放課後を過ごしています。

23_かわきた

【川北ふれあい自然の家の裏庭で遊ぶ子どもたち】

3.女川地区(女川郷コミュニティ光兎)

女川地区は、人口844人(R3.10.1現在)で、荒川支流の女川沿いと国道290号沿いを中心に上野原集落、深沢集落、上野新集落、若山集落、上野集落、小和田集落、田麦千刈集落、中束(なかまるけ)集落、蕨野集落、蛇喰(じゃばみ)集落、上新保集落、南中集落、宮前集落、朴坂集落の14集落で構成されています。

23_女川地区

【女川地区全景】

残雪期に兎の雪形が現れる光兎山はこの地区のシンボルとなっています。光兎山と頭布山のブナ林から流れ出す清流に恵まれた肥沃な河岸段丘台地の女川地区は、高品質な米と野菜の産地で、ほ場整備された広大な田んぼを使用し、農業法人による大規模な稲作が行われています。また、酪農、養豚、養鶏を行っているほか、農畜産物加工も盛んで手作りハム、もち加工の会社があります。

24_女川圃場

【ほ場整備により広くなった水田】

宮前集落には、光兎神社があり、所々にうさぎの紋章やマスコットが飾られています。この神社は、うさぎの御朱印を押してもらえる神社としてうさぎ好きや御朱印好きの方々の間で人気となっています。また、中心部の上野新集落には、児童館の「光兎子ども館」があり、冬季や悪天候でも幼児が遊べるように遊具が整備されています。

25_光兎子ども館

【光兎子ども館】