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移住者インタビュー(長谷川さんご夫婦)

 空き家バンクを通して関川村の勝蔵集落にある住宅を取得して住み始めてまだ3ケ月の長谷川さんご夫妻にお話をお聞きしました。正康(まさやす)さんは、関川村役場の隣の旧斎藤医院に管理人として居住していました。この3月に結婚された奥様の美紅(みく)さんにいろいろお聞きしました。

1.なぜ関川村に住むことにしたのですか?

 私は、結婚を機に新潟市から移住する事になりました。結婚前から、主人が関わっている旧斎藤医院でのイベント(月1カフェのかめかつらや)に度々お邪魔していました。そこでのスタッフの皆さんとの出会いがあり、移住前から仲良くしてもらったおかげで、安心して移住が出来たと思います。
         

2.結婚されて新居に住んで3ケ月たった今の感想は?

 引っ越して3ヶ月。 新しい環境に慣れるのに時間がかかるかな? 地域の方と上手にお付き合いできるかな? といろいろ心配でした。村の方にお会いし、「移住してきました。」とお話すると、「良く関川に来てくれたね。」と温かい言葉をかけてもらうことが多く、新しい環境での緊張感がほぐれて、ホッとさせられました。そうしたお言葉をかけて下さって、感謝しています。 

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          【長谷川さんご夫婦】

3.空き家バンクを活用しようと考えた理由を教えてください。

 私たちは、結婚後の住む場所を探していました。主人も私も趣味が楽器を弾くことなので、気軽に趣味を楽しめる環境がいいなと思っていました。そこで、関川村には、空き家バンクがあることを知り、移住サポーターの方から、家をいくつか紹介してもらいました。自分たちに見合った予算の良い物件が見つかり、空き家バンクを利用して、購入することになりました。 

4.村の空き家バンクの制度についてどう思われますか?

 とてもよい制度だと思います。最近は、古民家をリノベーションして住みたいという方もいらっしゃると思いますし、また、対象・条件はありますが、リフォームの助成金も関川村から出して頂けるので、私たちはとても助かりました。

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【美紅さんが趣味で制作しているパステル画(猫ちぐら事務所にて)】

5.関川村のいいところはどんなところだと思いますか?

 関川村は、自然豊かで、ゆったり穏やかに過ごせる環境だと思います。今の時期ですと、日中は、鳥のさえずりが聞こえ、田んぼに水が張れば、夜、カエルの合唱が聞こえます。また、晴れた夜には、星も良く見えます。また、私たちは、渡邉邸の前の越後米沢街道や東桂苑、道の駅のあたりを散歩したり、夕陽が沈む頃に、丸山大橋に行ったりします。丸山大橋から眺める景色は、関川の自然が一望できて、とても綺麗です。まだまだ、私たちもこれから、関川のいいスポットをたくさん探そうと思っています。

6.関川村への移住を考えている方にアドバイスをお願います。

 移住してみて、初めは、買い物する場所が限られていて、正直、少し不便さを感じていました。でも、暮らしていくたびに、逆に計画的に買い物ができたり、スーパーだけでなく、道の駅も買い物スポットの一つにしています。新鮮で安く野菜などが手に入ると嬉しかったり、関川ならではの買い物のコツを見つけました。 また、移住してきた私たちに、初対面でも親切にしてくれる方がたくさんいらっしゃいました。初めて家庭菜園を始めようとしたら、ご近所の方がお手伝いして下さり、本当に地域の方々に親切にして頂いて、ありがたく、人の温かい村だと私は、思っています。 関川村への移住を考えたり、迷ったりしている方がいらっしゃったら、ぜひ、一度遊びにいらして下さい。

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      【結婚お祝い会の写真(旧斎藤医院前で)】

 正康さんは、ギターが趣味でお宅にお伺いしたら、2部屋をギターが占拠してました。美紅さんもピアノを演奏され、パステル画を趣味として猫ちぐらの事務所「にゃ~む」でも販売しています。これからも旧斎藤医院でのイベントのお手伝いを続けていくそうです。