子育て・教育 その2
ここでは、村の教育について紹介します。
村にあるのは小学校と中学校が1つずつで、いずれも村の中心地である下関地区に位置しています。
バスで通学する児童・生徒も多く、村では交通費の全額補助を行っています。バスは小学校・中学校近くの役場に停まり、子どもたちは地域住民に見守られながら学校へ向かいます。
【位置図】
1.関川中学校
関川小学校は、平成22年4月に旧関小学校(下関地区)、旧土沢小学校(霧出地区)、旧安角小学校(七ヶ谷地区)、旧川北小学校(川北地区)、旧女川小学校(女川地区)の5つの小学校が統合して生まれました。
【関川小学校】
関川小学校では、開校翌年の2学期からICT教育の取組を始めました。電子黒板や1人1台のタブレット端末が整備されているほか、特別教室、体育館を含む全ての教室でWi-Fi環境が整い、どの学年、どの教室でもICTの活用に取組みやすくなっています。
【ICTを活用した授業風景】
2.関川中学校
関川中学校は、平成17年に旧関谷中学校(下関地区)と旧女川中学校(女川地区)が統合して生まれました。統合を機に木材を基調とした明るくきれいな校舎に改装されました。
【関川中学校】
校舎では、給食の時間になると全校生徒が給食を食べにランチルームに集まります。また、電子黒板や1人1台のタブレット端末が整備され、ICTが活用しやすい体制が整えられています。部活動は、野球部やバスケ部などの部が7つあり、放課後の体育館やグラウンドでは部活動に励む生徒の姿が見られます。
【部活動に励む生徒の様子】
中学校を卒業すると、多くの子どもたちは村外の高校に通います。交通手段はバスや電車で、村は子育て支援の充実を図るため、通学用定期券購入費の30%を補助する事業を行っています。
また、高校生等の帰宅支援の一環として、「高校生等支援バス」を運行しています。このバスは、JR坂町駅から下関、女川地区を結び、部活動等に励む子どもたちにとって、夜間の大切な交通手段のひとつです。