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地域おこし協力隊(吉田隊員)

関川村では2名の地域おこし協力隊が地域の活性化のためそれぞれの分野で活躍しています。特産品開発に取り組む隊員が1名、森林活用に取り組む隊員が1名います。

2名の地域おこし協力隊へのインタビューをもとに、自己紹介や活動の内容について紹介していきます。まずは、特産品開発に取り組む吉田さんです。

1.自己紹介

関川村地域おこし協力隊の吉田美香です。私は村上市山北地区の出身で、高校卒業後に上京し、専門学校で製菓を学びました。関川村に来る前は、東京都内の製菓店やカフェ、結婚式場などで働いてきました。現在は地域おこし協力隊として東桂苑で働きながら、メニューや村特産品の開発に取り組んでいます。

吉田写真

2.移住したきっかけ

以前から緑に囲まれた暮らしがしたいとぼんやり考えていました。田舎暮らしのテレビ番組が好きでよく観ていました。そんな暮らしに憧れはありましたが、まさか自分にはできっこないと、夫や自分の仕事も東京でしたので最初から不可能だと決めつけていました。しかし去年の1月頃にふと急に思い立って移住相談会に行ったらそこからトントン拍子に進みました。コロナ禍という状況も私たち夫婦にとっては後押しになりました。
私の実家が新潟ですので実家に行きやすい地域を探していたら関川村がぴったりだという考えに至りました。一度旅行に来てみたら村の雰囲気が私たちの理想と一致していましたので関川村に移住しよう決めました。

3.現在の活動

村内の食材を使い、開発したデザートなどを東桂苑カフェで土日祝日限定で販売しています。旬の食材を使って毎月メニューを変えています。これまで開発した商品は糀甘酒ブリュレ、桑の葉茶シフォン、そば茶ミルクプリン、猫ちぐらモンブラン、紫陽花ブルーベリータルト、甘酒スカッシュ、かき氷(ブルーベリー、青梅、村上茶、九重栗かぼちゃ、葡萄)、米粉とポポーのクレープ、秋の味覚パフェ、などです。

猫ちぐらモンブラン

【猫ちぐらモンブラン】

抹茶かき氷

【かき氷(村上茶)】

4.東桂苑とは

東桂苑は明治38年に建築されました。現在は村指定の文化財になっている建築物です。隣接する渡邊邸の分家にあたる屋敷で『東桂苑』という名称は村民から募集して名付けられました。東桂苑は近年、カフェやワーキングスペース、時代劇アニメのコスプレ撮影などとしても利用できるようになりました。

東桂苑について

東桂苑がいj

【東桂苑】

5.最後に

ぜひ関川村に訪れて、風情のある東桂苑でデザートを召し上がってください。なお、11月下旬から4月中旬までの冬期間は休館ですので、それまでにご来館ください。