地域おこし協力隊として関川村の七ヶ谷地域の活性化に携わる活動を支援してくれる方を募集します。
1.関川村ってどんなところ?
せきかわ里山暮らし(関川村公式note)の紹介ページをご覧ください。
関川村の暮らしを発信します!|せきかわ里山暮らし(関川村公式note)
2.活動を簡単に説明すると?
関川村の七ヶ谷という地域のコミュニティ活動の支援を通して関川村の活性化を図る活動です。
3.協力隊を募集する背景は?
どの自治体もそうですが、関川村も例にもれず人口減少によって地域のコミュニティ活動が低下しているという問題が背景にあります。
関川村には54の集落があり、下関、上関、四ヶ字、霧出、七ヶ谷、九ヶ谷、湯沢、川北、女川の9つの地域ごとにコミュニティ組織を形成しています。そのうち七ヶ谷地域は、荒川の支流大石川沿いの蔵田島集落、久保集落、鮖谷集落、金俣集落、大石集落、安角集落、上川口集落の7つの集落で構成されています。
この地区は、杁差岳や立烏帽子岳などの飯豊連峰の山々を抱え、四季折々の豊かな自然環境に恵まれています。昭和42年の羽越水害を機に建造された大石ダムやダム周辺には、大石ダム湖畔公園や小動物園、大石キャンプ村などの観光施設があり、動物に触れ合う家族連れやキャンプを行う利用客で賑わっています。
村の中でも特に積雪の多い地域ですが、毎年この雪を活かし、「おおいし・どもんこ(かまくら)まつり」「七ヶ谷雪ほたる」が地区の有志を中心に実施され、村の観光や都心の学生たちの交流人口の拡大が図られています。
地域の高齢化がどんどん進んではいますが、安角ふれあい自然の家(旧安角小学校)を拠点に活動してるタランペクラブ、谷人倶楽部(たにびとくらぶ)の地域の有志の人たちは、「七ヶ谷雪ほたる」イベントや地元で栽培している蕎麦を提供する「そば祭り」を開催したり、クロモジやこんにゃくを地域の特産品として開発したりと地域の活性化に取り組んでいます。
活動の拠点となる旧小学校を管理しながら、その活動を一緒に手伝って新しい活性化にも取り組んでくれる方がいてくれたらと考えています。
4.具体的な活動内容は?
安角ふれあい自然の家を拠点に活動している谷人倶楽部の地域活性化の事業(そば、こんにゃく、クロモジ等の特産品開発、冬のイベントによる集客活動など)の支援などに取り組んでいただきます。
(より具体的な内容と地域の想いは「10.地域からのメッセージです!」に記載してあります。)
地域おこし協力隊の活動時間は1日7時間が基本で、月120時間以上の業務実績が必要です。勤務地は安角ふれあい自然の家です。
この他にも地域でのイベントの手伝いや、他の協力隊員と連携した取り組みなどが入る場合があります。また、各種研修や資格の取得講習など、業務を調整しながら、ご自身のスキルアップを行っていただくことも可能です。
5.隊員のサポート体制は?
現在、関川村には2名の地域おこし協力隊員がいます。
・村の食材を活用した特産品開発(1名)
・動画制作を通した村の魅力の情報発信(1名)
特産品開発の協力隊の方は4月には任期を終え村内でお菓子とパンのお店を開業する予定ですが、協力隊OBとして役場の担当職員や集落支援員とともに活動や生活、任期後のこと等、いつでも相談することができます。
6.報酬などは?
(1) 月額報酬200,000 円(賞与、その他の手当等はありません。)
(2) 活動に必要な費用(消耗品、備品等の購入費等)は村で負担します。
(3) 必要な場合のみ、住居は村が用意します(この場合、空き家を活用予定ですが、空き家の準備が整うまでの間、村有住宅等に仮住まいしていただく場合があります)。なお、食費や光熱水費は各自の負担となります。
(4) 活動に使用する車両の任意保険は各自の加入及び負担となります。
(5) 家電製品や日用品等の生活に必要なものは各自で用意してください。
(6) 国民健康保険、国民年金等には各自加入してください。
7.任期後の道は?
地域おこし協力隊員が起業する際には、100万円の起業支援補助金を活用できます。また、条件を満たせば県などの補助金なども合わせて活用できる場合があります。任期後の道が具体的に決まっていない方も、関川村の地域資源を活用して何ができるのかを考えながら、任期中の3年間に少しずつ準備することができます。
8.募集対象となる条件は?
(1) 条件不利区域外に住民票があり、任用後速やかに、関川村に住民票を異動することができる方
(2) 地方公務員法第 16 条に規定する欠格条項に該当しない方
(3) 心身ともに健康で地域の活性化に意欲がある方
(4) 普通自動車免許(AT限定可)を有している方(日常的に運転していることが望ましい)
(5) 活動に使用する車両を用意できる方(下記の借上料を支払います)
・自家用車を使用する場合 月額10,000円
・リース車両等を使用する場合 月額実費(上限10,000円)
活動時間は1日7時間を基本とし、月120時間以上の業務実績を要します。
9.こんな方にオススメです!
・自然の中でのんびりと子育てしたい方
・野外のフィールドワークで体を動かすことが好きな方
・既存のものをブラッシュアップさせることが好きな方
・地域の活性化に自分のアイディアを活かしたいと思っている方
10.地域からのメッセージです!
谷人倶楽部は、地域の文化継承と元気を目的に、笹団子作り・そば打ち教室・こんにゃく作りなど、関係人口の創出を目的に、雪ほたる・新そばまつり・川の学校など様々なイベントや事業を企画し運営しています。
さらに、くろもじ茶・手作りこんにゃくの加工販売、七ヶ谷産ぎんなんの販売などを手掛け、「笑顔」をキーワードに100年先まで継続できる地域を目指し活動しています。
しかし、スタッフはそれぞれの職を有していて、ほぼボランティアの形での活動のため負担が大きいのが現実です。活動を継続しながら未来につながる事業を目指すには、「安角ふれあい自然の家」を活動拠点に、村外から来られた方だからこその視点も入れて企画運営に関わってくれる地域おこし協力隊の協力が必要だと考えています。
この地域で活動する特典は、飯豊連峰の最北端、朳差岳(えぶりさしだけ 1,636m)のルート入り口であり登山を趣味にしている方には持って来いです。また、そこを源流とする大石川ではカジカ捕りやヤマメなどの渓流釣りも楽しめます。カヤック遊びが好きな人は大石ダムの湖面でのカヤックでのイベントに取り組むこともできます。農業に興味のある方は、休耕の畑や田んぼを借りることも可能です。そうした地域資源を活かした交流事業や里山を活用した体験事業などもイメージしています。
『笑顔には笑顔が集まり笑顔は伝染します。笑顔溢れる地域となり、その笑顔に誘われ人が集まる。そんな地域を共に想い描いてくれる方、ぜひご応募ください!』(谷人倶楽部 代表 加藤克徳)
11.応募に当たって地域での活動をもっと知りたい方へ
応募に当たって、希望する方には書類審査後、実際関川村に来ていただいて、関川村での暮らしのこと、地域での実際の活動を体験していただくことができます。
【お試し体験ツアー】
内 容:安角ふれあい自然の家で活動の説明、関川村での暮らし体験
宿泊等:
宿泊は、村の集落支援員が村の移住体験のゲストハウスとしてオープン予定の住宅でのホームステイになります。(入浴は道の駅の日帰り温泉「ゆ~む」)
集合場所は道の駅関川になりますが、自家用車で来られない方は最寄りの村上市のJR羽越線坂町駅(※村を通る米坂線はバス代行運転中)まで送迎します。村までの移動に要する費用は応募者負担ですが、宿泊費など村での滞在中にかかる費用の負担はありません。
詳細は応募者に直接連絡します。
宿泊先の紹介はこちらから
宮島集落支援員(移住定住サポーター)の活動 その1|せきかわ里山暮らし(関川村公式note)
12.応募方法
地域おこし協力隊の応募方法については関川村のホームページをご覧ください。
関川村地域おこし協力隊の新規隊員を募集しています|新潟県関川村役場 (vill.sekikawa.niigata.jp)